レシチンと認知症の関係。
ここでは、認知症がどのような病気なのかを、簡単に解説したいと思います。
これまでの研究で、レシチンが認知症の予防に効果的である事が明らかになりつつあるので、積極的に摂取したいところです。
認知症とは?
「昨日食べたお昼ご飯を思い出す事が出来ない」といった事は、誰しも経験した事はあるのではないでしょうか。
これは、単純に「物忘れ」であるだけで、誰にでもある脳の老化現象です。
認知症は、脳や身体の疾患を原因とし、判断力や記憶等の障害によって、普通の社会生活が送れない状態の事をいいます。
つまり、物忘れは、認知症にある一症状にすぎず、他にも「意欲の低下」「言語障害」「注意力の低下」など、様々な症状が起こえます。
※認知症は、過去には「ボケ」や「痴呆」との呼び名でしたが、屈辱的な意味を持ち、患者やご家族の心を傷つけるという事から、平成16年12月から、「痴呆」に変わる言葉として「認知症」が正式に用いられるようになっています。
増加する認知症患者。
超高齢化社会を迎える日本は、年々、認知症患者が増加しています。
なんと、現在では85歳以上の方の4人に1人は、認知症患者といわれています。
一度認知症となってしまうと、中々治すことは今の医療では難しいのです。
認知症という病気は、患者本人だけでなく、家族など周りの人達に与える影響は計り知れないものがあります。
認知症の予防は可能か?
今現在で認知症の確実な原因がわかっていない事から、確実な予防手法は判明はしていません。
しかし、これまでのデータから、認知症になりうる危険因子として、食事などの生活習慣が上げられています。
この為、各国様々な研究者たちが現在も研究・実験を進めている段階で、レシチンやDHA等が、認知症の予防に効果的である事がほぼ明らかとなっています。