大豆の力はすごい。
当サイトで解説しているレシチンを多く含む食品の大豆は、ビタミンやミネラルをはじめ、良質なたんぱく質を豊富に含む、人類にとって最高の食品です。
こちらのページでは、そんな「大豆」についてスポットをあててみました。
レシチンは大豆原料が一番。
大豆は、古くから日本人に親しまれているので、どんな食べ物かは多くの人が知っていると思います。
別名で「畑の肉」とも言われている程、良質で豊富なたんぱく質を含んでいる事から、昔から貴重な栄養源として食されています。
大豆には、良質なレシチンを豊富含んでいるので、レシチンをしっかりと摂りたい場合には、大豆が良いといわれています。
さらに、大豆にはレシチンの他にも、お互いの働きを助け合うビタミンEやカルシウム等のその他栄養素も同時に摂取する事が出来るのが最大の特徴といえるでしょう。
大豆レシチンが選ばれる理由は?
どうして、レシチンは大豆で摂った方が良いかというと、大豆には、レシチンと抜群の相性であるビタミンEやカルシウムなど、健康と美容に不可欠な栄養素が多く含まれている為です。
下記には、大豆に含まれている代表的な栄養素を記載します。
レシチン(ホスファチジルコリン)
当サイトでも解説している栄養素です。
脳の神経細胞を強くし、記憶力な思考力の向上を促進するだけでなく、血管内の悪玉コレステロールを掃除する事で血液の流れをスムーズにし、動脈硬化等の生活習慣病を予防する事が期待出来ます。
ホスファチジルセリン
レシチンと同様に、リン脂質に分類される成分の一つで、最近では脳の機能を高めるブレインフーズとしてテレビや雑誌で話題となっています。
やる気や集中力の向上に期待できる為、頭脳労働者や受験生などにも特に重要といわれています。
ビタミンE
強力なさび止め効果を持つビタミンとして人気です。
鉄が錆るように、人間の体も老化とももに錆ていきます。これは、体内で活性酸素と呼ばれる物質が原因で、体の至る所の細胞をどんどん錆(老化)ていきます。
ビタミンEは、活性酸素の働きを抑制して、体の酸化をガードします。
リノレン酸
人間の体では作り出す事が出来ない脂肪酸の一種で、レシチンと同様に、悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化などを予防する効果に期待する事が出来ます。
又、リノレン酸は、体内でDHAやEPAへ代謝される為、リノレン酸をしっかりと摂取する事で、脳の健康やアレルギーを緩和するDHA・EPAの効果にも期待する事が出来ます。
コリン
ビタミン様物質に分類される栄養素です。(ビタミン様物質→ビタミンと似た働きを行う重要な栄養素。)
コリンは、脳の健康に密接に関係しており、近年ではアルツファイマー病の予防に効果がある事が報告されています。
又、肝臓に脂肪が蓄積されるのを予防する効果もある為、同様の効果があるレシチンと一緒に摂る事でより効果を高める事に期待する事が出来ます。
カルシウム
大豆には、日本人に最も不足しがちといわれているカルシウムも含まれています。
カルシウムは、健康的な骨を作る上で必要不可欠である重要なミネラルにもかかわらず、成人女性の99%を超える人が、慢性的にカルシウムが不足しているとの調査データがあります。
又、カルシウムはレシチンの働きをサポートするとの報告もあります。
レシチンを大豆で摂る場合のデメリット
現在、レシチンをどれくらい摂取すれば良いのかという基準はありません。
しかし、レシチンが持つ様々な効果を期待する場合には、【毎日、大豆をどんぶりに2杯】も食べ続けなくてはなりません。
この為、しっかりとレシチンを摂取したい場合には、大豆を原料にしたサプリメントが現実的です。
こちらに、大豆を原料にしたサプリメントの選び方を記載していますので、サプリメント選びの参考にして下さい。